仮面うつの症状～これらの症状は「うつ病」を疑った方がいい。

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最近、妙に体がだるかったり、背中に鈍い痛みが走ったり、
眠れなかったり、頭痛がするということはありませんか？


力仕事や、無理な運動をしたわけでもないのに、背中が痛む。
医者（外科）にかかったが、治る気配がない。


また、体が妙にだるい。


これも医者（内科）にかかったが、特に異常は認められず…。
「風邪ですかねぇ…」と風邪薬を処方されて終わりとか。


この時、体のほてりを感じているときもあるので、尚更
風邪だと思ったりして。


でも、外科に行っても背中の痛みは治らないし。
内科に行っても、体のだるさやほてりが治る気配がない。


もし、あなたがそんな症状に悩まされているのなら、

「うつ病」

の可能性があります。


うつ病の初期に出てくる「仮面うつ病」と呼ばれるもので、
精神には特に異常がないんですが、身体症状があちこちに出てくるんです。


心療内科の先生にお話を聞いたんですが、その他、
不眠、めまい、性欲や食欲の減退など、ちょっと考える分には


「疲れてるのかな…。」


位にしか思えない症状があらわれて、放置しておくと、
心療内科にかかったころには重症の「うつ病」になっている。


そんなケースが多いそうです。


実はこの出来事。私の体験談から話しています。
私も「仮面うつ」に気づかずに、うつを重くしてしまい、
会社の退職を余儀なくされた人間なんです。


最初に出たのは、体のだるさ。


体がだるくて朝起きるのがつらくて、体を使う仕事を
やっていましたが、体が思うように動かず、もどかしい
思いをしました。


「疲れてるんだな。」


そう思いながら、ドリンク剤を毎朝飲んで出勤してました。
でも、だるさが治ることはありませんでした。


次に来たのが背中の痛み。これも、体を使う仕事だったので、
「ちょっとひねったかな」位にしか思わず、しばらく放置。


いつまでたっても治る気配がないので、さすがに体にさわると思い
外科を2件受診しました。


いずれも患部に注射をしてもらいました。
ところが、一向に治る気配がない。


次に行ったところはカイロプラクティック。
背中のマッサージと鍼を打ってもらいました。


ここで、一時的に治ったのですが、1週間もすると再び背中痛が。
体のだるさもいっこうによくなる気配がない。


ここで、内科にもう一度行って血液検査を
受けることにしました。


うちがガン家系なものですから、
ガンの可能性もあるなということで。


ところが血液検査の結果も「異常なし。」
するとその内科の先生が「もしかして…」と


"心療内科の受診"をすすめてきたのです。


内心「はぁ?!」と思いましたが、
もう何をやっても、お手上げの状態、


言われるがままに、心療内科へ行きました。
そこで下された診断結果が、


「典型的な"仮面うつ"の症状ですね。」だったのです。


「"うつ"って、まず体から来るんです」
　という先生の説明があり、


その病院で処方された薬をのみ始め間もなく
体のだるさ、背中の痛みがなくなりました。


会社は平日休みのところだったので、
休みの日に病院に行くことでしばらくうつにかかった
事を隠し通せました。


そして、体も調子が良くなったので、
また張り切って仕事を始めたのですが、


やはり完全に治っていない状態で無理をしたのか、
今度は本当の「うつ」になってしまいました。


ある日、3日間まったく起き上がることができず
「風邪」でごまかしたのですが、


4日目も起き上がれず、ついに会社にうつ病を
カミングアウトしました。


派遣社員の身だったので、休職ができずやむを得ず退職。
障害年金と貯金を切り崩して暮らしています。


もう2年になります。


もしも、あなたが冒頭の症状に心当たりがあるのなら、
早めに心療内科の受診をおすすめします。


うつ病は治る病気といわれていますが、
やはりこじらせてしまうと、治すのに時間がかかります。


また、いったんうつ病になってしまえば、
休養は欠かせません。


そうなると、会社は、うまくいっても休職。
下手すると私のように退職ということにもなりかねないので、


本当に早めの心療内科の受診をおすすめします。

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タグ：うつ病 仮面うつ 症状